학술논문
Detrital zircon multi-chronology, provenance, and low-grade metamorphism of the Cretaceous Shimanto accretionary complex, eastern Shikoku, Southwest Japan: Tectonic evolution in response to igneous activity within a subduction zone.
Document Type
Article
Author
Source
Subject
*ZIRCON
*PROVENANCE (Geology)
*METAMORPHISM (Geology)
*CRETACEOUS paleogeography
*PLATE tectonics
*GEOLOGY
*SUBDUCTION
*IGNEOUS rocks
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Language
ISSN
1038-4871
Abstract
四国東部の四万十帯白亜系付加コンプレックスにて, 6つの層序構造ユニットより, 砕屑性ジルコンU-Pb年代及びFT年代を系統的に求めた. そして, 化石データ, 砕屑性ジルコンU-Pb年代, 後背地の火成活動の情報を組み合わせることで, より正確な堆積年代を評価した. また最も若いU-Pb年代集団のジルコンより求めたFT年代は, とくにアニーリング年代の評価に有効であっ た. これらのジルコン年代と後背地及び弱変成作用解析により, 付加コンプレックスのテクトニクスを検討した. アルビアン期からチューロニアン期にかけて, ペルム紀と三畳紀から前期ジュラ紀の花崗岩類及び前期白亜紀の火山岩から堆積物が供給された. その後, コニアシアン期から前期暁新世においては, 非常に活発な火成活動に伴って堆積物が供給された. 中期始新世以降に, 深瀬断層と安芸構造線がアウト オブ シーケンススラストとして活動し, 四万十帯付加コンプレックスは再編された. [ABSTRACT FROM AUTHOR]